バルドGT WXLをバンテージGT WXLと比較してみました。
結論から言うと機能面では完全上位互換です。この記事を読んでいただければ、バルドGT WXLの購入を悩んでいる人にはきっと役に立ちます。
バンテージと比較するとサイズ感や木型に若干の違いがあったので、まずはそちらをご紹介します。
実践投入レビューは後日別記事にてまとめます。
目次
サイズ感は長さと幅に違いがあり!
上の画像はUK9どうしの両シューズを壁にかかとを揃えた状態で比べたものです。
バルドGT WXLのほうがバンテージGT WXLよりもレンクスが5mm前後長いです。逆に、ワイズはバンテージGT WXLのほうが若干幅広になります。
私のFITSの中厚ラグドクルーの靴下を履いて26.8-27.0cmほどでバンテージGT WXLはUK9を選んで比較的快適です。強いて言うならば、幅が気持ちゆとりがあり、下りのときたまに親指がつま先にあたり少し気になるような感じでした。
つまり、バンテージGT WXLを持っている人は、バルドGT WXLのサイズを選ぶときは同じサイズかハーフサイズダウンぐらいが最適解になる可能性が高いと思います。私の場合はバンテージGT WXLのレンクスが気持ち短く感じていたので、結果的に同じサイズを選んで正解でした。
幅に関しては、バンテージをジャストもしくはややゆとりをもって履いている人ならばバルドのワイズはぴったりでしょう。しかし、バンテージでも幅が狭いと感じている人にとってはバルドは幅が合わないかもしれません。
ちなみに私はチベットLLもUK9を選んで快適に履いております。
上の画像はインソールのサイズを比較したものです。右のバンテージのほうが古いインソールのため、やや参考不足かもしれません。バルドGT WXLとバンテージGT WXLは外観サイズには違いがあるのに、なぜかインソールの長さは同じでした。
機能面は完全に上位互換
バルドGT WXLとバンテージGT WXLの機能面を比較すると、バルドGTは完全上位互換だといえます。
上の画像はソールを比較したものです。ソールはビブラムのトラックライト2を使っており、全く同じです。
上の画像は側面から比較したものです。
バルドGTはステッチの数が大幅に減り、ステッチのほつれや損傷などの心配が激減したといえます。
また、つま先周辺のステッチもなくなり、つま先のガードがより上まできており、靴が守られていることがわかります。
そして、靴紐がよりつま先まで通すことができるのでフィット感が格段に向上しています。
靴紐を通すアイレットは、ベアリングがついておりより靴紐をスムーズに締め上げることができることに加え、締めたあとに引っ掛けやすいパーツに変更されています。バンテージは靴紐をアイレットひっかけるのが結構大変だったのです。
バンテージのときは靴紐を締めると、一番下のアイレットに違和感があり、変な眉間のシワみたいなものができていましたが、それもアイレットのパーツ変更でそれがなくなりました。
結論
・バンテージGT WXLを持っている人は同じサイズとハーフサイズダウンを比較検討すべし
・バルドGT WXLの機能面はバンテージGT WXLの上位互換である
・ローバーのタホーやチベットを持っている人は同サイズあたりを検討したら良いかも
追記
今日、バルドGTノーマルラストを試着してみた。バルドGT WXLのワイド木型のほうが幅狭い説があります。
2つを並べて比べることができたわけではなく、私の足入れの感覚なのでなんとも言えないところですが・・・。
情報求む。