これから簿記2級に挑戦しようと思っている方の参考になったら良いと思い、この記事を書いています。
ぼくは先日、簿記2級に合格しました。(CBT方式)ネット試験を受けました。
本試験ではどんな問題が出たのか
問1: 仕訳問題
問2: 株主資本等変動計算書
問3: 貸借対照表、損益計算書
問4: 総合原価計算
問5: 製造原価報告書
といった流れでした。
数値的にも計算しやすく、シンプルな問題でした。しかし、ちゃんと理屈を理解していないと解けない問題でした。私は問4→5→1→2→3という順番で解きます。
とくに問5の製造原価原価報告書は、工業簿記の損益計算書から逆算してつくるような問題できたので、財務諸表の作成過程を理解している必要がありました。
仕訳に関しては、得点源ではあるものの、財務諸表問題の過程であまり使うことない少しマニアックな問題でしたので、2級の範囲をしっかりと把握しておく必要があるように思えました。
連結会計や本支店会計はすごく勉強したのに出題されなかったのでショックでしたね…。
いずれにしても合格してよかったです。
簿記2級に合格するための勉強方法
勉強はYouTubeと仕上げ用の問題集のみで合格までいけると思います。とくにYouTubeは理屈を理解するには本当に良かったです。助かりました。
問題集はパブロフシリーズが良かったです。解説がペンで書いたリアルの下書きになっているので、綺麗事だけ書かれた解説と違って、解き方がわかります。連結会計などの難しい論点は動画解説があるのが素晴らしいです。
とは言うものの、一番大事なのは仕訳です。問1の仕訳問題は数秒で解ける割に配点が高いです。それに加えて、結局すべても問題もわからなくなったら仕訳をすれば解けることが多いからです。あと、工業簿記も裏切らないので得点源です。
勉強時間は1日2時間を4ヶ月ほどやって、残り二週間は1日4時間ぐらいしました。ちなみに簿記3級の知識ありの状態です。
まとめ
・ネット試験のほうが統計的に合格しやすいが、論点をちゃんと理解している必要がある
・YouTubeとパブロフシリーズだけで十分合格できる
・勉強は1日2時間、2週間前からは4時間やろう
・結局、仕訳が一番大事