久しぶりに手持ちのクレジットカードを整理していて、ひとつ妙なことに気づいた。
「あれ、DMMカードっていつの間に終わったの?」
調べてみると、私が持っていた旧DMM JCBカードは、すでにDMMのカードではなく、2025年9月1日から「P-one(旧DMM)カード」というカードに変わっていた。
しかも、DMMサイト内で3%還元だった旧カードの特典も終了。カード自体はそのまま使えるので、意識して確認しないと「DMMカードを持っているつもりなのに、実はもうDMMカードではない」という状態になりやすい。
正直な感想は、「いや、いつの間に。これ気づきにくくない?」だった。
この記事では、旧DMMカードに何が起きたのかを公式情報で整理したうえで、現在のP-one(旧DMM)カードを解約する方法までまとめる。
結論:旧DMMカードは2025年8月31日で提携終了した
ポケットカードは2025年6月1日、DMM JCBカードについて、DMM.comとの提携を2025年8月31日で終了すると発表した。
その後、2025年9月1日から旧DMM JCBカードは「P-one(旧DMM)カード」へ名称変更されている。
| 項目 | 2025年8月31日まで | 2025年9月1日以降 |
|---|---|---|
| カード名 | DMM JCBカード | P-one(旧DMM)カード |
| DMMサイト内 | DMMポイント3%還元 | 終了 |
| DMMサイト外 | DMMポイント1%還元 | 終了 |
| 主な特典 | DMMポイント還元 | カードショッピング請求時1%OFF |
| カード自体 | 利用可能 | 引き続き利用可能 |
つまりカードが強制解約されたわけではない。「カードはそのまま残るが、中身が変わった」というのがポイントだ。
出典:ポケットカード「DMM JCBカード取り扱い終了、およびカード変更・会員規約改定に関するご案内」
一番モヤっとするのは「新DMMカードへ自動移行ではない」こと
さらにややこしいのが、DMMカードそのものが完全消滅したわけではない点だ。
DMMはその後、クレディセゾン発行の新しいDMM JCBカードを展開しており、現在のカードはDMMサイト内3%、サイト外1%のDMMポイント還元を特徴としている。
ところが、旧ポケットカード版のDMMカードを持っていた人が、そのまま新カードへ自動で切り替わるわけではない。
DMMの案内でも、旧カードの3%還元特典は2025年8月31日で終了し、特典を継続したい場合は利用者自身で新カードへ申し込む必要があると案内されていた。
出典:DMM「DMMカードリニューアルと特典継続お手続きのご案内」
現在のカード情報:DMM JCBカード公式
なぜ「いつの間に終わった」と感じやすいのか
今回調べてみると、公式告知自体は存在していた。なので「何の告知もなく勝手に終了した」という話ではない。
ただ、利用者目線では気づきにくい設計だったとも感じる。
- 旧カードが使えなくなるわけではない
- カード番号が即座に無効になるわけでもない
- 旧カードはそのままP-oneカードとして残る
- DMMの3%還元だけは終了する
- 新DMMカードへの移行は自動ではない
- 特典を維持したければ自分で新規申し込みが必要
こういう変更は、カードが突然止まるよりもむしろ気づきにくい。
普段からDMMで頻繁に決済し、還元率を細かく確認している人なら気づくかもしれない。しかし「DMMで使うために作って、その後はカードを財布やアプリに入れっぱなし」という人なら、私のように後から知る可能性は十分あると思う。
カードは生きている。でも、カードを作った理由だった特典は死んでいる。
この状態が、今回いちばんのペインだった。
では、P-one(旧DMM)カードをどう解約するのか
もう使う予定がないなら、P-one(旧DMM)カードを整理してしまうのも選択肢だ。
ポケットカードの公式FAQによると、カードの退会・解約はWebではできない。本人が電話し、音声応答サービスで手続きする必要がある。
音声応答での解約手順
- ポケットカードお客さまセンターへ電話
- 「2:カード会員」を選択
- 「3:各種変更」を選択
- 「9:カード退会」を選択
- 「1:カード利用無し」を選択
- カード番号を入力
- 生年月日を入力
- 退会受付完了
音声応答サービスの受付時間は8:30〜21:30。
問い合わせ先は以下。
- 携帯電話以外:0120-12-9255
- 携帯電話:0570-064-373
- IP電話・かけ放題プラン:06-7635-2677
利用残高がある場合でも退会は可能。ただし、残高がある場合などはオペレーターへ転送される。オペレーター受付は9:00〜17:30となっている。
解約前に確認しておくこと
公式FAQでは、退会すると対象カードに付帯するサービスも利用できなくなるとしている。特に確認したいのは次の点だ。
- 公共料金、携帯電話、ネット回線などの継続決済に使っていないか
- ETCカードや家族カードを使っていないか
- 未払いの利用残高がないか
- 必要な利用明細を保存したか
- 保有ポイントが残っていないか
本カードを退会すると、ETCカードや家族カードなども同時に解約される。Web明細などのネットサービスも使えなくなるため、必要な明細があるなら先に保存しておいたほうがいい。
「改悪されたカードを惰性で持つ」をやめたい
今回の件で感じたのは、クレジットカードは「作ったときの条件」が永久に続くわけではないという当たり前のことだった。
サービス終了、提携終了、還元率変更、年会費や手数料の変更。カード会社側から見れば告知済みでも、利用者側がすべてのメールやお知らせを追うのは現実的には難しい。
だから私は今後、カードを定期的に棚卸しして、「このカードを今も持つ理由は何か」を確認したほうがいいと思った。
DMMカードも、DMMで高還元を受けられることが保有理由だったなら、その理由が消えた時点で見直し対象になる。
P-one(旧DMM)カード自体は請求時1%OFFという分かりやすいメリットがあるので、カードそのものが悪いわけではない。ただ、すでに別の高還元カードを持っていて用途が重複するなら、惰性で持ち続ける必要性は薄い。
まとめ
旧DMM JCBカードは2025年8月31日でDMMとの提携を終了し、2025年9月1日からP-one(旧DMM)カードへ変わった。
告知はされていたので「完全な不意打ち」ではない。一方で、カード自体はそのまま使え、新DMMカードには自動移行されないため、利用者が変更に気づきにくい構造だったのも事実だ。
私自身、カードを整理するまで気づかなかった。
もし同じように「DMMカードをまだ持っているつもり」なら、一度カードの発行会社と現在の特典を確認してみたほうがいい。
そしてP-one(旧DMM)カードをもう使わないなら、Webではなく電話の音声応答で解約する。
カードは持っているだけでも管理対象になる。使う理由がなくなったカードは、整理する。
今回の件は、その重要性をかなり分かりやすく実感した出来事だった。
参考情報・出典
- DMM JCBカード取り扱い終了、およびカード変更・会員規約改定に関するご案内(確認日:2026-10-06)
- DMMカード(クレジットカード)リニューアルと特典継続お手続きのご案内(確認日:2026-10-06)
- カードの退会(解約)手続き(確認日:2026-10-06)
- DMM JCBカード 公式(確認日:2026-10-06)




















