LINEニュースを見ていて、「見出しは強いのに、開いてみると内容はこれだけ?」と感じることが増えました。そこでSmartNewsも候補に入れてニュースアプリを見直してみたのですが、今度は広告の多さが気になる。
結局、今のところ一番しっくりきたのは、Googleニュースを“自分で見る用”にして、ChatGPTのスケジュール済みタスクを“重要ニュースだけ受け取る用”にする組み合わせでした。
この記事では、実際にニュースアプリを見直してAI定期便を設定するまでに考えたことを、公式情報で確認できた範囲と、自分の使い方を分けて整理します。
LINEニュースに感じた不満は「煽り」と「情報密度」
これはあくまで個人的な使用感ですが、LINEニュースでは、見出しの強さに対して本文の情報量が少なく感じることがありました。
もちろんニュースアプリには速報性や一覧性という役割があります。ただ、自分が欲しいのは「話題になっている記事をたくさん見ること」ではなく、今日知っておく価値が高いニュースを、短時間で把握することです。
そう考えると、ニュースアプリの評価軸も変わります。記事数の多さより、広告の邪魔が少ないか、興味の薄い媒体を減らせるか、重要ニュースを見失わないか、という方が重要になりました。
SmartNewsは便利だが、広告が気になる人には相性が分かれる
SmartNewsには多くの記事をまとめて読める強みがあります。一方で、広告が気になる人にとっては無視しづらい要素もあります。
SmartNewsは2026年8月、アプリのトップ面最上段に配信できる「トップスロット広告」を開始したと公式発表しています。さらに公式ヘルプでは、特定の広告を非表示にできる場合がある一方、一部には非表示にできない広告もあると説明されています。
また、特定キーワードの記事をブロックする機能は有料で、特定の媒体そのものを非表示にする機能は提供されていません。ニュースの量を重視する人には便利でも、「ノイズを自分で削っていきたい」という使い方では少し不便です。
出典:SmartNews Ads「トップスロット広告」提供開始、SmartNews ヘルプセンター「広告の表示に問題がある」
Googleニュースをメイン候補にした理由
比較して一番自分に合いそうだったのがGoogleニュースでした。
Googleは公式に、Googleニュース自体には広告を掲載していないと説明しています。もちろん、Googleニュースから開いた各報道機関のWebサイト側には広告が表示されることがあります。つまり「記事そのものが無広告」という意味ではありませんが、ニュース一覧に広告が入り込むストレスは抑えやすい構造です。
さらにGoogleニュースでは、トピック・地域・ニュース提供元をフォローでき、類似記事を減らしたり、特定のニュース提供元を非表示にしたりできます。Google検索やYouTubeなどの過去のアクティビティも、一部のパーソナライズに使われます。
自分の場合は、AI、SaaS、IT、経済、投資などを中心に見つつ、不要な媒体が出てきたら減らしていく使い方が合っています。
出典:Google「ジャーナリズムとニュース業界への取り組み」、Google ニュース ヘルプ「表示をカスタマイズする」
でも、本当に欲しかったのは「ニュースアプリ」ではなかった
ここまで比較して気づいたのは、自分が欲しかったのは優秀なニュースアプリというより、自分向けの編集者だったことです。
毎日何十本も記事を眺めたいわけではありません。
- 今日重要なニュースを5〜7本だけ
- AI・SaaS・IT・経済・投資をやや優先
- 芸能ゴシップや煽り見出しは除外
- 同じ出来事の焼き直し記事はまとめる
- 広告・アフィリエイト・ステマ・PR色の強い情報は避ける
- 「何が起きたか」「なぜ重要か」「今後の注目点」を付ける
- 難しい用語には短い解説を付ける
これを人力で毎日やるのは面倒ですが、ChatGPTのスケジュール済みタスクなら定期実行できます。
ChatGPTで「重要ニュース5〜7選」を毎日配信するようにした
ChatGPTの公式ヘルプによると、スケジュール済みタスクでは、一度きりのタスクだけでなく、定期タスクや変更の監視も設定できます。利用可否や上限はアカウント、アプリ、プランなどによって異なります。
そこで自分は、毎日「重要ニュース5〜7選と学び」を届けるタスクを設定しました。
ポイントは、単に「今日のニュースを教えて」と設定しないことです。ニュース選定の基準まで指定しています。
国内外の重要ニュースを土台に、AI・SaaS・IT・経済・投資などを優先。芸能ゴシップ、煽り見出し、重複、広告・アフィリエイト・ステマ・PR色の強い記事を除外。各ニュースには重要度、なぜ重要か、今後の注目点、専門用語の解説を付ける。
これならニュースアプリを延々とスクロールする代わりに、まずAIの要約を読んで、気になったものだけ原典や報道を開く運用にできます。
出典:OpenAI「ChatGPT のスケジュール済みタスク」
GoogleニュースとChatGPTは競合ではなく、役割が違う

| 用途 | Googleニュース | ChatGPT定期便 |
|---|---|---|
| 自分で広く眺める | ◎ | △ |
| 興味分野を追う | ◎ | ◎ |
| 重要ニュースだけ絞る | ○ | ◎ |
| 複数ニュースをまとめて理解する | △ | ◎ |
| 速報を即座に受け取る | ○ | 用途次第 |
| 災害・緊急情報 | 専用通知と併用 | 専用通知と併用 |
自分の結論は、Googleニュースを「探索」、ChatGPTを「編集」に使うことです。
重大な災害、交通障害、地震などの即時通知までAIだけに任せるのは向いていません。そこはOSや防災・交通系サービスのプッシュ通知を使い、日々の情報収集だけAIに整理してもらう方が合理的です。
AIニュース定期便にも弱点はある
便利だからといって、AIの要約だけを事実そのものとして受け取るのは危険です。
ニュースは更新が速く、初報が後から修正されることもあります。AIが情報源を取り違えたり、企業発表をそのまま事実として扱ったりする可能性もゼロではありません。
そのため、重要なニュースほど一次情報や複数の信頼できる報道へのリンクを付け、最終的には原文を確認できる形にしておく方が安全です。AIは「読む記事を減らす編集者」として使い、「真偽を保証する装置」としては使わない。この線引きは必要だと思います。
結論:ニュースアプリを探すより、自分用のニュース編集フローを作る
最初は「LINEニュースの代わりになるニュースアプリは何か」という話でした。
でも実際に考えてみると、最適解はアプリを1本入れ替えることではありませんでした。
普段はGoogleニュースで興味のある情報を自由に見る。毎日の重要ニュースはChatGPTに5〜7本へ絞ってもらう。緊急情報は専用通知に任せる。
今のところ、この3層構成が一番無駄が少なく感じています。
ニュースをたくさん読むことより、「自分に必要な情報を取りこぼさず、ノイズを減らすこと」の方が大事。AIのスケジュール機能は、そのための道具としてかなり相性がよさそうです。
参考情報・出典
- Google のジャーナリズムとニュース業界への取り組み(確認日:2026-10-05)
- Google ニュースの表示をカスタマイズする(確認日:2026-10-05)
- 運用型広告でアプリのトップ面最上段に配信する新機能「トップスロット広告」を提供開始(確認日:2026-10-05)
- 広告の表示に問題がある – SmartNews ヘルプセンター(確認日:2026-10-05)
- 特定のカテゴリの記事や媒体を非表示にしたい – SmartNews ヘルプセンター(確認日:2026-10-05)
- ChatGPT のスケジュール済みタスク(確認日:2026-10-05)




















