時間を守ることは最も大切なことだ。
・1秒でも遅れればプロジェクトに支障が出る
・他人の時間(生命活動の時間)を奪うことになる
・時間を守らない=約束を守らない
目次
時間の大切さを学んだ自衛隊時代
ぼくも20代前半までは時間にルーズだった。
時間の大切さを学んだのは自衛隊時代だ。ぼくは数年間、陸上自衛隊に勤務していた。
自衛隊では国を守るための作戦行動がある。たとえば、その作戦行動に1秒でも遅れが出れば、国や人の命を守れない事態になる。そんな最悪の事態にならないためにも時間を厳守することが最も大事だと叩き込まれた。
今となっては、時間の大切さを学べたことは自衛隊に入隊してもっとも良かったことだと思っている。
時間を守らない人とは仕事しない
ぼくが勤務している会社では毎朝8時50分から朝礼がある。その時間に平気で遅れてくる人がいるのだ。いつもギリギリだし、数秒遅れてくる場合もある。
1分でも遅れて、20人を待たせていれば、他人の生命を20分も奪ったことになる。
いつも時間にギリギリもしくは遅れてくる人は、仕事の納期にもルーズだ。
実際、その人の管理している商品は納期通りだったことがほとんどない。その人は、いつも「仕入先や材料の都合で〜」などと他責にしている。
しかし、納期遅れの真の要因は、その人自身が時間の大切さを根本的に理解していないことに違いない。
時間の大切さを根本的に理解している人は、他人に対しても時間の大切さを説くことができる。
だから、結果的に仕事の約束や納期を守ることができるのだ。
逆に普段から時間さえ守っていれば、周りからこのように思われることもない。
時間にルーズな社風はチャンス
ぼくは時間を守らない人とは基本的に仕事をしないようにしている。そういう信用できない人と仕事をすると、自分の信用も失われていく。
だが、時間を守らない人が多い会社ではむしろチャンスだ。単純に時間を守っているだけでも、仕事ができる、仕事が早いというように思われるからだ。
ぼくは「時間を守る」という当たり前のことを実践しているだけで、次々と新しい仕事を任される。
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