麻雀の勝率決定要因はオリの技術だ。
特にベタオリの技術が非常に大切で、これだけやっていれば1位率25%は絶対に割らない。
麻雀はアガるゲームではなく、オリるゲームだ。
僕は1位率30%ぐらいだが半分以上オリている。すごく簡単で単純な技術にも関わらず、できない人が多い。だからこそ差がつく。できない理由は、アガったとき気持ち良いからだ。普通、一生懸命アガりを目指してテンパイ目前まできてオリるのはすごくもったいないと思ってしまう。だが、その思いを断ち切ってスパっとベタオリする技術こそ麻雀で負けない技術なのだ。
そんな技術を紹介したいと思う。
これらを遵守して負けたらクレームがほしいぐらいだ。忠実に守れば余程負けないだろう。
目次
先制リーチには基本ベタオリせよ
イーシャンテンからアガれる可能性は非常に低い。回し打ちに至っては、アガリ率5%未満しかない。
先制リーチは最強なのだ。
捨て牌読みは当たらないのでやめること。統計学的にみて、不確定要素が多すぎて読むことは困難。
とにかく、まずは先制リーチには徹底的にオリること。それが大事。
危険牌ランク以外の大事なヒント
ドラ
・2−8の数牌=危険度1.2〜1.3倍
・19牌=1.7倍
・ドラが1の場合14は1.5倍
・切りたい牌がドラの場合は表だと2−3ランク悪化
とにかくドラは危険なので注意してほしい。
捨て牌の外側
序盤(5巡目以前)に2が切られている場合の1もしくは3が切られている場合の2
=通常の1や2より危険度が60%程度に低下
早い段階である牌が切られているとき、そのひとつ外側の牌は1~2ランク程度安全
→アンパイがない場合には使える
危険牌のまとめ
・危険牌ランク表を丸暗記せよ
・ドラとドラソバは危険
・序盤に切れらた牌の外側はやや安全
・それ以外の裏スジとか間4ケンとかは全て誤差なので無視
大事なのは結果的な振り込みを気にしないことだ。
これらの危険度ランク通りに打って振り込んでしまったら仕方がないのだ。振り込んでしまったからといって打ち方を変えるのは良くない。鬼オリを続けていれば、長期的スパンでみれば必ずプラスになる。麻雀は数十局程度で強さはわからない。数百〜数千局という長期スパンでみると実力に差がつくのだ。
だが、麻雀の面白さは偶然性が高いところだ。たとえば、数局程度の短期的スパンでみれば、プロが初心者に負けることすらあるのだ。
麻雀とはどんなゲームなのか?
・偶然性がしばしば「戦略」をつぶす
・運でどんでん返しを食らうのが麻雀
・点数計算の複雑さに意味はない
・麻雀には流れは存在しないと言い切ろう
・一般化されない判断は技術にならない
・麻雀には攻撃とオリしかない
・成績に直結するのはリーチ、鳴き、オリ
これらを念頭に置き、リーチ、鳴き、オリ、押し引きの判断などを丁寧に紐解いていけば実力は必ずあがる。一番大事なのはオリ。
参考:科学する麻雀