この記事は私が数年前にデジタル麻雀を研究していたときに、その重要な事項を箇条書きにした研究ノートだ。具体的な例や牌姿などは紹介しないが、そういうものだとして暗記すればきっと誰かの役に立つと思って公開することにした。
目次
待ちは読むな
・麻雀で一番差が出る技術はオリ
・麻雀は半分ベタオリするゲーム
・捨て牌読みは当たらない
パイの危険度
いろんな要素の影響は?
1.裏スジ 無視してOK
2.間4ケン 無視してOK
3.リーチ宣言牌のソバ(またぎスジを含む) 無視してOK
4.ドラ 2~8の数牌=1.2~1.3倍 19牌=1.7倍 ドラが1の場合14は1.5倍
切りたいパイがドラの場合は危険度がかなり高まる(表だと2~3ランク悪化)
5.ワンチャンス 無スジよりは安全で、スジよりもやや危険という程度
6.ダブルワンチャンス スジ28、スジ78より少し安全
7.壁(ノーチャンス)
8が4枚見えている場合の9、9が4枚見えている場合の6=スジと同様に安全
隣の牌が壁になっている場合=スジより安全
8.アンコとアンコスジ 危険度は多少増す。1ランク差に満たない
9.捨て牌の外側
序盤(5巡目以前)に2が切られている場合の1、3が切られている場合の2
=通常の1や2より危険度が60%程度に低下
早い段階である牌が切られているとき、そのひとつ外側の牌は1~2ランク程度安全
→アンパイがない場合には使える
10.あやしい捨て牌
もともと発生確率の低い事象を「読む」ことは数学的な理由で困難
→意識しすぎなくていい
ベタオリシステム
・危険度表の順番を丸暗記する
・ドラとドラソバも危険
・序盤に来られた牌の外側もやや安全
・それ以外の要素は誤差レベル
ベタオリの考え方
・結果的な振り込みを気にしないこと
喰い仕掛けへのオリ
・オリウチも気にしない
・喰い仕掛けの危険牌
「捨て牌に切られていないエリア」「最後に出た牌の周辺」「ションパイ」
オリきれる可能性
・アンパイ候補が増える確率はメンゼンの場合1巡あたり50%以上
・アンパイ候補が2~3枚あれば、まずまずオリきれることが可能
・「ひとつ通れば他も通る」切り方をしてアンパイを増やすべき
ベタオリ時の工夫
・同じ現物でもその後危険になりそうなパイを先に処理する
・流局が近くて形式テンパイが狙える形なら、なるべく形式テンパイを目指した方がよい
回し打ちはすべきか
・回し打ちは有効ではない
ノイズを排除せよ
・リーチ宣言牌のソバは普通の危険度
・裏スジは普通の危険度
・間4ケンの危険度の高さはわずか
麻雀で強くなるために
実は僕は麻雀はほとんどゲームで強くなったのだ。1500局ぐらいゲームでやって、そのあとはじめてリアルで麻雀牌を触ったのだ。
そのときに比較的成長を感じた良ゲームがこれ。
雀荘の雰囲気まで完全再現!オンライン麻雀ゲーム「Maru-Jan」
もし、麻雀で強くなりたい人がいたら試してみてほしい。