僕はネットで調べ物をしているときに、よく出てくる「続きを読む」をタップするのが面倒で不快でしかないと思っている。
少し有益な情報が書いてあっても「続きを読む」をクリックして読み込みが少しでも遅いと閉じてしまうことも多い。しかも、その手間を読者にさせることによって情報のハードルは上がる。情報コンテンツをもったいぶってるわけだから、当然そこをクリックした瞬間に良い情報がなければ読者は絶望する。
ユーザーにとって何も良いことがない「続きを読む」を何故使う執筆者が多いのか?
少なくとも僕は絶対にmoreタグは使わないようにしている。
「続きを読む」「全文を読む」「read more」などについて少し調べてみた。
目次
「続きを読む」を記事に取り入れる理由
・まず広告を一度ちゃんと表示するため(広告売上アップ)
・全文を読んだかどうかをアクセス解析するため
・長文だと読まずに戻る人を、とりあえず直帰させないため
・内容に実際には興味がなさそうな場合に、サイト内の他のコンテンツに移動する機会を設けるため
・ペイウォール(有料購読者とそうでない人を分けるため)
・ページビュー数を水増ししたいから(ボタンクリックでページ移動する場合)
参考:http://web-tan.forum.impressrd.jp/
結局、「続きを読む」はこのような邪な考えで導入されているのだ。本当に読者のことを考えていれば、moreタグは使わないはずだ。
少なくともGoogleは「続きを読む」に関して不快感抱いているようだ。
SEOへの影響はあるのか?
ホワイトボードフライデーを参考に、Web担当者Forumに載っている記事が非常にわかりやすい。
Googleは「続きを読む」のSEOの影響あり
結論を述べると、Googleは「続きを読む」がない、最初から全文表示されているページのほうを検索結果の上位に置くようだ。
しかし、BingとYahooは区別していないようだ。
Google Chromeの拡張機能「AutoPagerize」
全てのページで作用するわけではないが、「次のページ」をクリックする手間がかなり減ってストレスフリーになる神アプリが存在する。
自動的にページ下に次々と次のページを表示してくれるのだ。
Chromeウェブストアで無料ダウンロードできるAutoPagerizeが超おすすめだ。
執筆は読者のことを考えたい
僕も記事を書くときに、結論を後ろに持っていったり、情報をもったいぶってしまう悪い癖がある。これは結論を先に言わない日本人の特色とも言える。
やはり、結論を先に述べることを常に意識して、読み手が読みやすい記事を執筆していきたい。