人事評価に関して公平さに欠ける会社を見分ける1つの方法
「あいつは頑張っている」「よくやっている」と評価者が口にする。
評価する人が特定の部下に対して頻繁に使っている場合は危険だ。特定の一人だけが頑張っているなんていうことはない。
明らかに、えこひいきとしか思えない人事によって社員全体のモチベーションが下がり、会社の業績も急降下してしまう。
人事評価とは、「人材育成」のための仕組みである。
それは人を裁くものではなく、良かった点は褒め、足りない点は改善を促す。それが公正な人事評価だ。それがなければ、「何をやっても同じ」ということになり、社員のやる気が失われていく。
大事なのは、社員一人ひとりが不公正な人事評価から目を背けず、話し合うことだ。それが評価者や経営者のマネジメント意識を高めていく。また、評価者は人事評価内容を社員一人ひとりに詳しくフィードバックするが基本だ。
(参考書籍)