今、プロモーションに求められることは”5秒で伝える”ことだ。
たとえば、何が言いたいかわからないテレビCMなんか全く頭に入ってこない。長いCMで視聴者に興味をもたせようと思ったら、よほど面白いCMで無くてはならない。
最近、31秒の長いCMに関わらず、最後まで観てしまったのはこのCMだ。
このようなインパクトのある面白いCMなら良いのだが、なかなかこのような動画は作れないのが現実だ。
よって、ほとんどのCMは5秒でスキップしてしまう。
だからこそ、5秒で伝えるプロモーションが大事なのだ。
目次
簡潔に伝えることの重要性
現代は昔と比べ時間の価値が相対的に向上した。
というのも、人が情報を得る方法が多様化したからだ。たとえば、一昔前は時事を知りたいと思えばテレビのニュースや新聞だけだった。しかし、今はニュースキュレーションアプリが次々と開発され、隙間時間に簡単に最新のニュースを短時間で知ることができる。
つまり、テレビニュースや新聞の需要が下がり、時間の価値が上昇したと言える。
一昔前の”本”は1000円前後で多くの活字が書かれた時間を潰すためのコスパ重視の本が重宝された。しかし、今は違う。30分で読めてしまうような非常に簡単に読めるビジネス書がベストセラーになっている。
堀江貴文書の「多動力」は良い例だろう。
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短時間で気軽に情報を収集できる本が売れているのだ。
現代に必要な説明力
難しいことを難しく説明することは簡単だ。難しいことをいかに簡単に説明するかが重要である。話の長いヤツは言語道断と言える。
日本人は特に”前置き”が長いから意識して情報を簡潔に伝えていくことを考える必要がある。
たとえば、社内の人間にとある案件を伝えるだけでも、
「○○さん、お忙しいところすいません。今お時間大丈夫です?」
「○○やっときました。」
といように前置きのほうが長い人がいる。本来はさっさと用件を話すべきなのだ。
この記事を読んだ皆さんはぜひ”簡潔に伝えること”を意識してビジネスライフを歩んでみてほしい。