目次
0. 必要なもの(ダウンロードURL)
- やねうら王 本体 V8.30(mac用一式)
- GitHub Releases:
- ページ内の「Assets」から
yaneuraou-V830-git-mac-all.7z
をダウンロード。これは Mac 用の実行ファイル一式が入ったアーカイブ。[github]
- 水匠5 の評価関数 nn.bin
- やねうら王 Releases(同じページ)の説明に、
Suisho5.7zへのリンクがある。[github] - Releases 一覧:
- 「Assets」に
Suisho5.7zがあるのでダウンロード。 - 解説記事(構成イメージが図付きで分かりやすい)
- やねうら王 Releases(同じページ)の説明に、
1. フォルダの置き場所
yaneuraou-V830-git-mac-all.7zを解凍する。- 解凍すると
yaneuraou-V830-git-mac-allフォルダができる。[github]
- 解凍すると
- そのフォルダを、分かりやすい場所に丸ごと移動する。おすすめ:
text
/Users/[ユーザー名]/Applications/Shogi/yaneuraou-V830-git-mac-all
- デスクトップ直置きより、後で場所が変わりにくく、バックアップもしやすい。[note]
2. 水匠5 nn.bin を eval に置く
Suisho5.7zをダウンロードして解凍する。[note]- 解凍するとフォルダ内に
nn.binという大きなファイルが1つある。[github] yaneuraou-V830-git-mac-allフォルダの中にevalフォルダを作成する(既にあればそのまま使う)。[github]- その
evalの中にnn.binをコピーする。[github]
最終的な構成イメージ:
text
yaneuraou-V830-git-mac-all/ ├ YaneuraOu_NNUE_halfKP256-V830Git_APPLEM1 ← この実行ファイルを使う └ eval/ └ nn.bin ← ここに水匠5のnn.bin
- やねうら王のWikiでも「フォルダ名は任意だが、
eval/nn.binになるように置く」と説明されている。[yaneuraou.yaneu]
3. Gatekeeper(Macの警告)で実行を許可する
- Finder で
YaneuraOu_NNUE_halfKP256-V830Git_APPLEM1を右クリック →「開く」。 - 「開発元を確認できないので開けません」と出たら、一度「キャンセル」。
- 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開く。
- 下の方に
- 「
YaneuraOu_NNUE_halfKP256-V830Git_APPLEM1はブロックしました」
のような表示が出ているので、「このまま開く」or「許可」をクリック。
- 「
- もう一度 Finder からダブルクリックして、エラーなく一瞬でも起動すればOK。
※これは Apple のセキュリティ(Gatekeeper)が「未確認の実行ファイル」を止めているだけで、許可すれば使える。[shogi.zukeran]
4. EngineShogiban にエンジンを登録
- EngineShogiban を起動。
- メニューから「エンジン設定」(名称はバージョンで多少違う)。[kisagai]
- 左のエンジンリストで「+」ボタンを押して新規追加。
- 実行ファイルとして text
/Users/[ユーザー名]/Applications/Shogi/yaneuraou-V830-git-mac-all/ YaneuraOu_NNUE_halfKP256-V830Git_APPLEM1を指定する。 - オプション画面が開いたら、そのまま「OK」を押していったん登録。
※EvalDir という項目があれば eval になっていることを確認(デフォルトでそうなっていることが多い)。[yaneuraou.yaneu]
5. エンジン設定(M3で省エネ+十分強い設定)
左下「オプション」
- メモリ使用量:
256 MB(余裕があれば512 MB) - 解析時間:
5 秒 - 継続解析(時間無制限):オフ
(ShogiGUI や将棋所でも、普通の検討ならハッシュ 256〜512MB 程度で十分とされている。 )[ppl-ai-file-upload.s3.amazonaws][yaneuraou.yaneu]
右側オプション(重要なものだけ)
- Threads(スレッド数)
- 値:
4 - CPU コア数の半分くらいにすると、発熱と負荷がかなり減る。M1/M2/M3 でも同様の目安が紹介されている。[yaneuraou.yaneu]
- 値:
- USI_Hash
- 値:
256~512 - 256:より省エネ
- 512:少し深く読ませたいとき
- やねうら王の解説でも、メモリと相談して数百MB単位で設定するよう推奨されている。[yaneuraou.yaneu]
- 値:
- USI_Ponder
- 値:
OFF - 相手手番でも考え続ける「常に思考」機能。検討や棋譜並べメインなら OFF のほうがPCにやさしい。[yaneuraou.yaneu]
- 値:
- MultiPV
- 値:
1(通常) - 「同時に何本の候補手を出すか」。1 だと最善手だけを深く読めて一番強い&省エネ。2〜3 にすると別の手も見えるが、負荷と棋力低下が増える。[yaneuraou.yaneu]
- 値:
その他(BookFile, ResignValue など)はデフォルトのままで問題ない。[kisagai]
6. 使い方メモ
6-1. 局面解析と棋譜解析
- 局面解析
- 「今この局面だけ」を解析して最善手と評価値・読み筋を出すモード。[youtube][shogidokoro2.stars.ne]
- 本の棋譜を並べていて、途中で「この手はどうなんだろう?」と気になったときに使う。
- 棋譜解析
- 1局分の棋譜を頭から終局まで自動でなぞり、手ごとに評価値・悪手・疑問手などを付けてくれるモード。[shogidokoro2.stars.ne]
- 自分の対局の振り返りに向いている。
6-2. 「待った」っぽく間違えた手を消したいとき
- 棋譜リストの最後の手を選んで、「1手戻る」「削除」に相当するボタンを押す。
- その手自体を削除して1手前の局面に戻ってから指し直すと、分岐が増えず「なかったこと」にできる。
- 将棋所などのGUIでは同じ考え方で「待った」や「分岐を作らず上書き」として説明されている。[shogidokoro2.stars.ne]
7. もう少し強く/もっと軽くしたい場合
- もっと軽くしたい
- Threads:
4 → 2 - USI_Hash:
256固定 - MultiPV:
1のまま
- Threads:
- もう少し強くしたい
- Threads:
4 → 6などに増やす(熱やファンの音を見ながら調整)[shogi.zukeran] - USI_Hash:
512 - 重要な局面だけ、一時的に MultiPV を
2〜3に上げる
- Threads:
これを esa にそのまま貼っておけば、
「Macを変えた」「フォルダを移動した」「もう一回入れ直したい」
というときも、URL付きで最初から最後まで再現できるはずです。














