点数計算ってなんとなく難しいイメージだと思う。僕もそうだった。
なにより点数計算のめちゃくちゃ早い人たちにすごく憧れる。僕もそうだった。
僕は、「なぜ彼らの点数計算の早いのか」の答えにたどり着いた。
点数計算の早い人は点数計算していない
今日は点数計算の早い人が無意識に行っている理論を証明する。
目次
点数計算表を覚える部分はわずか
点数計算を難しくしている要因は符計算だ。こんなものなければもっとルールが簡単なのに、なぜこんなわけのわからないルールを作ったのか僕は心から理解できない。
一般的なアガリ符の割合
この図からわかるように50符までしか覚える必要がないのだ。しかも、マンガン以上は符計算をする必要がないので更に覚えることは限られてくる。
点数計算の早い人は90%のアガリに対して早いだけであってそれ以外は多少時間がかかるはずだ。
点数計算表
<子>
<親>
出典:麻雀の雀鬼.com
さきほどの図でわかったとおり、枠で囲ったところ以外ほとんど使わない。ただし、最低限の知識として20−50符の1−4ハンだけは頭に入れておきたい。
点数計算(符計算)しなくて良いパターンを丸暗記
・チートイツは必ず25符
・ピンフツモは必ず20符
・ピンフロンは必ず30符
・鳴いた手は必ず30符から
・ピンフ以外のツモでアンコがなければ必ず30符
・ピンフ以外のロンでアンコがなければ必ず40符
・アンコがある場合のみ50符以上になる可能性があるので符計算する
この法則に例外はない。100%これに当てはまるのだ。
唯一計算すべきは、アンコがあるときである。
しかも点パネするのは「1・9字牌のアンコが1つ以上あるとき」が多い。
たとえば、メンゼンツモなら枠で囲った部分が12符あるかどうかがポイントだ。
出典:麻雀の雀鬼.com
符計算はアンコがあるときにしかする必要がない。しかも基本符とか考えなくても良い。
1.アガリ方
2.待ちの形
3.牌の組み合わせ
これが12符・22符・32符のときに点パネするだけだ。
麻雀点数計算の例題
例題1
<答え>
ピンフツモは必ず20符
役はツモ・ピンフ・三色
20符4ハンは1300・2600
例題2
<答え>
ピンフ以外のロンは必ず40符
役はタンヤオ・ドラ2
40符3ハンは5200
例題3
<答え>
ピンフロンは必ず30符
役はリーチ・ピンフ・イーペーコー・ドラ1
30符4ハンの親は11600+2本場600は12200
例題4
<答え>
19字牌のアンコがあるので仕方なく符計算
基本符20符+タンキ待ち2符+19牌アンコ8符+字牌アンコ8符 = 20符+18符 = 38符
つまり、40符
役は役牌・ツモ・ドラ1
40符3ハンの親は2600オール+2本場オール
つまり、2800オール
点数計算はぶっちゃけ余裕
このように点数計算には簡単にできる法則がある。
これで点数計算の90%を網羅できたはずだ。残りの10%はそのうちできるようになるし、多少時間がかかっても大丈夫だ。それに他のメンバーが助けてくれる可能性もある。まずは90%完璧にしよう!
この記事を読んだ皆さんの麻雀がより一層楽しいものになると僕も幸いだ。
麻雀が強くなるコツ
麻雀が上達するには神作といわれる麻雀本を2-3冊目を通してひたすら実践するだけでOK。それでそこらへんの一般人には負けない。
ちなみに僕は1位率がフリーでも35%ほどだが、以下の本で強くなった。
おしえて!科学する麻雀
麻雀界に激震を走らせた革命本科学する麻雀を簡潔に解説した名作。なんと統計学に基いて麻雀を研究してほぼ答えを出している一冊。
麻雀基本形80
よくわからない何切る問題とかなくて、ほんとに実践型。これは繰り返し解きたい。解説も明確で非常にわかりやすい。
純黒ピン東メンバーが教える フリー麻雀で食う超実践打法
個人的にはこれでけっこう仕上がった。押し引きの判断基準とか無駄なまわし打ちとかシャンテン戻しとか一切なくなる。