雑記

「できない理由を言わない」という古臭い考え方について

できない理由を言わない

ビジネスにおける格言として、

「できない理由ではなく、できる理由を考える」

というようなことがよく言われる。

僕はこの格言が大嫌いだ。まず、個人的な経験則だが、この発言をするヤツは大抵行動力と決断力と責任能力がないヤツだ。

できることに理由なんてない。
できない理由を考えて対策する。その向こう側に成功があるのだ。そして、断念して次のことをする。できることはさっさと進めて、できないことはさっさとやめる。そして、頑張ればできそうなことは頑張ってみる。

それぐらいのスピード感覚で良いと思うのだ。



目次

現代社会で重要な”断捨離能力”

モノとルールが増えすぎてしまった現代において重要なのは”断捨離能力”だ。

何かのモノを増やしたり、何かルールを増やすことは簡単なのだ。いかに増えすぎたモノやルールを減らして、シンプルに効率的に物事進めていくかが重要なのだ。

具体例:クレーム対策

たとえば、会社やお店でお客様のクレーム対策として手書きの”クレームノート”を作ったとする。クレームや失敗談を書き込んで、情報共有と対策をしましょうというルールだ。

しかし、続けられたのは1ヶ月未満。だれも書き込みをしなくなってしまった。

最も最悪なパターンは、そのまま放置されて誰も触れなくなること。少なくとも言い出した人は続けるのか続けないのかぐらいの責任は持たなければならない。

そして、ここで重要なのは”できない理由”を考える事。

1.自分の出したクレームを公表したくない
→ 匿名にしたら良いのでは?

2.レイアウトが書きづらい
→ 手書きノートをやめて、電子掲示板とかにしたら?

3.書くべきクレームかどうか悩む
→ 基準の明確化をする、定期的に必ず書き込むルールにするとか。

こんなふうにできない理由を考えれば、自然と対策が生まれてくる。これらが微妙だったら、さっさとやめて、別のことをすればいい。

できない理由を言えない人は仕事ができない人なのだ。

大前提「やりたいか、やりたくないか」

一番重要なのは、やりたいかやりたくないかだ。

やりたいのならば、大抵のことはできる。逆に、やりたくなければ大抵のことはできない。

たとえば、あるプロジェクトのリーダーになってしまったら、まずはそれを自分がやりたいかやりたくないかを考えるべきだ。そして、ある程度、自分のやりたい方向性に持っていけば良い。

やりたくない仕事は多くある。しかし、ある程度までは自分のやりたいように持っていくことが可能だ。

僕は今の会社では、最初はやりたくもない営業部に配属されてしまった。しかし、やりたいことをするために、3年目には新しい事業部を立ち上げることもできた。

やりたくないことをダラダラやるのは本当に無駄だ。やりたくないことを少しでも自分のしたい方向性に持っていくいく努力をしたほうがよい。それでもできないならそんな会社やめればいいだけだ。

僕自身もどうしても気に食わなければすぐにでも会社をやめる準備はできている。

これぐらいの感覚で生きていたほうが人生がそこそこ楽しい。

今やりたいことを全力でやる

今やりたいことを全力でやる。ほしいものがあったら買って試す。

我慢なんてしない。衝動買いしたものをネタにブログでレビューが書けるかもしれないし、知人との話のネタにもできる。そこで思わぬビジネスに繋がる可能性もある。

先行き不透明な未来に対して、我慢して何を求めているの?

「過去にとらわれず、未来に怯えず、今を生きる」

そんな人生を歩みたい。

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